市場経済研究所
書籍紹介|奇才・土佐・啄木…/鍋島高明 著
奇才土佐啄木…

「奇才・土佐・啄木…」


『あとがき』から抜粋

 本書は古川光良氏編集「米穀新聞」の「点描」欄に書いたものを中心に中島繁治氏が社主を務める「熟年ニュース」に執筆の二編を合わせて一冊にした。ほかに「やまいも」という雑誌の創刊号に書いたものが一編含まれている。

 本書のタイトルは要領を得ないかもしれない。「点描」に書いた文章をテーマ別に分類したら、「奇才」について書いたものが一番多かった。日経新聞電子版に「相場師列伝」を連載しているが、改めて思うことは相場師は皆奇才だということ。八百人を超す奇才たちのエピソードを発掘する作業はついに私のライフワークとなった。


鍋島高明 著
発行所 市場経済研究所
発行年月 2020年6月10日
出版形式 単行本: 280ページ
定価 本体1,500円(+税)

目次より

第1章 奇才
フジタに一発放つ平野政吉
金儲け至上主義捨てた池田成彬
一代の風雲児・北茂のこと
みたまは生きる武藤山治
黒鳩將軍を袖にしたお鯉
逞しい明治経済人・鈴木藤三郎
淡谷のり子ら輝いた女性群象
新潟の奇才、坂口五峰のこと
野村徳七や古賀政男をトリコにする怪人
忠僕に徹した上原豊吉
福地周蔵って何者?
再び上原豊吉賛歌
ビール王馬越恭平の親分と子分
林芙美子の兜町体験
小佐野賢治は孤愁の人か
古賀政男にまとわりつく迷の怪人
女丈夫広岡浅子の生涯をドラマ化
孫文を支えた梅屋庄吉
「根津翁伝」拾い読み
・・・(中略)・・・

第2章 土佐
三円五十銭世界周遊の依光方成
権謀術数を排した浜口雄幸
巨陶と号した三菱の第四代社長
永田ラッパの「履歴書」に登場する男
遥かな海路――鈴木商店が残したもの
鈴木のOB住田正一はエッセイスト
石川啄木と土佐の深い縁
アルバイトも自由だった鈴木商店
旧友たちの死
年とともに盛ん、大逆事件の会
捨て身に徹した金子直吉
永田町の「二人羽織」は止めてくれ
・・・(中略)・・・

第3章 啄木
啄木は永遠に青年である
啄木遍路
啄木が死の直前、楚人冠に宛てた手紙
・・・(中略)・・・

第4章 雑
ちょぼいち宰相となるか
「戦爭は買い」とは申せ…
野だいこ談義
真の素封家とは
ノーベル賞の光と影
「米市場ここにありき」
名古屋商人の真骨頂―松坂屋
寅さんは不滅である
等々力渓谷から五島美術館まで
村上春樹が抱く贖罪の念
至難の蔵書処分
明治版「教科書疑惑」
「財界世界語モダン語学術語市場用語集」
大名貸しは博打ちに等しい
乱世には金選好強まる
私の八月十五日
谷崎潤一郎のふるさと蛎殻町
荒武者揃いのイトマン事件
荷風日記を読む
室戸台風下でも立会を続けた堂島
三鷹・禅林寺を訪ねる
米騒動から百年
黄白万能主義に釘差す漱石
「人そしる会が立つなり冬籠」(一茶)
漱石山房を訪ねて
「徒然草」にみる勝負の極意
百年たっても変わらぬ当局の偏見
日大問題から日朝会談まで
春風馬堤曲を想いつつ
長時間労働に耐えた浪花の美形たち
暦は正直だ
スルガ銀行の悲劇
世界大恐慌の導火線
漱石、ロンドンの秋
今は昔、世紀の株ブーム
癒やしの街神戸
陽春にそむき入院生活
長ければいいとも限らない
「儲かる一方」しのぐ「儲かる二方」
自慢話を二つ、三つ
相場は人生である。
ジンボウチョウは死なず


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